
河と言えば黄河を、江と言えば長江を意味する。青蔵高原の長江は、まさしく濫觴、さかずきを浮かべるほどの小さな流れは、やがて横断山脈にかけて山岳を削り取り、雅礱江、大渡河、岷江、嘉陵江、烏江の大河を会わせ、中流域では洞庭湖に入って、漢水、澧水(れいすい)、沅江(げんこう)、資水、湘江をおさめ、鄱陽湖に入っては、修水、贛水(かんすい)、撫河、信江の支流をおさめる。下流域に入って長江は、蘇晥平原をゆったりと流れ、長江デルタの東端において万里の波濤、東海と合する。流域面積は180万平方㎞、流域人口は、3億5500万人を数える。

管理者 今関弘道